社長ブログ
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京町屋からの発信
京都のの町家の改修工事現場で壁の中から、土壁に張られた昭和14年の新聞が残っていました。戦争前の様子が感じられます、そっと未来に伝えたいですね。
無添加の家
穴山の家
この家の特徴として、建物に合板、合成接着剤を使用していない住宅です。
木材は無垢の唐松、床杉の厚板と壁は漆喰、外部建具一部に樹脂サッシをを使っています。
無添加の家とも言える住宅では無いでしょうか。
新建材の合板、接着剤を使用して造って来た家がどれだけ職人の手仕事を排除してきたか
と反省出来た、家造りでした。
時間がかかることで、建物のコストがかかることが此れからの課題だと思います。
南西に雄大な南アルプスの景色を,大きなコーナーと外に広がるデッキで開放的な広がりのある
居場所が完成いたしました。
環境の変化
2年前まで30年性のヒマラヤ杉の並木道でした。
分譲地に変わり、切り倒されそれから今までヒマラヤ杉で遮られていた冬の木枯らしがまともに吹き抜ける様になったことで、この一体の環境が変わり樫の木、欅の7本の木が立ち枯れをしています。
数十年と言うサイクルの環境に適合して成長して来たのでしょう。
環境が変わっても根付いた木は動くことができずに、1年間は耐えて来ましたが、今年の春をまたずして、枯れてしまいました。
私も12年前緑の多いこの環境が良くてここに移り住みました。しかしこの数年細かく分散された敷地の分譲地ができ、あちらこちらにおもちゃ箱をヒックリ返したような家が立てられています。私の住宅の北の空き地にも20数件の分譲地ができたことで、ヒマラヤ杉によって冬の木枯らしや、アスファルトのヒートアイランドも緩和されていたと思います。
並木が無くなったことで、この一体の環境がかわっり、耐えられなくなった植物の植生が変わり動物の数が減りました。
地球の温暖化によって、此れと同じことが徐々に押し寄せて来ていることでしょう。
我々は其の環境を少しでも、改善、または遅らせる為の努力をすることが未来に対しての我々の指名でしょう。
私のしている仕事が少しでも其の役割を果して行ける様に努力したいものです。
新府城の桃の花
新府城、勝頼が完成して間もなく焼失してしまいました山城の場所です。
残っていれば、この辺は城下町として栄えたでしょう。
城跡の回りは現在、果樹園で桃の花が満開です。ピンクのジュウタンと菜の花の黄色が見事に
咲きそろって、この季節で無ければ味わえない景色です。
カヤネズミ
会社の雑草の中に住んでいたのでしょうかきっと生きているとしたら発見できなかったでしょう。
日本で一番小さいネズミだそうです、東北地方、沖縄などでは発見されていないようですが、それ以外の地域では少ないけれど発見されているようですが場所によっては絶滅状態であるようです。
私も今回初めて見てびっくりいたしました、今までのネズミからは想像が出来ないほどの大きさで、ネズミの子供でしたらこの大きさでしたらきっとまだ体毛もはえそろっていないはずです。
奇妙な生き物に調べた所カヤネズミと分かりました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/カヤネズミ
マルメロと花梨
カリンとは原産地は中国で、空海が日本に持ち帰ったととのことです、花は5弁で淡い紅色,晩秋に長楕円の黄色い芳香の強い果実です、果肉は石細胞が多く水分の少ないので生食にはむきません。
マルメロは西アジア、コーカサス地域が原産地落葉高木、花梨やボケに近縁な果実です、またリンゴや西洋なしに近いようです。花は5弁でピンクか白、特徴は葉には細かい毛で覆われていること、未熟な果実は緑色で灰色から白の軟毛でおおわれて、熟すと取れてしまうそうです。
今まで呼び方が違うだけで同じ物だと思っていました調べてみるとなるほど。
花梨の石細胞は梨を食べた時にざらざらとした物が歯にあたりますそれが石細胞です、石細胞は植物の皮などにあって、組織を固く保護する役目をしています。カリンは石細胞が非常に多いが為に、生食としては適さないということです。
梨やカリンがジャムにならないのは、この石細胞によってざらつきがあることで適さないということです。マルメロのジャムはどうでしょうがご意見がありましたら教えてください。
幅4mの家
長野県富士見町の矢野さんの家
4m×12m、今までに経験したことの無いスペースです。幅4mに居間食堂をワンフロアーにして中間に水回り一番手前に寝室、水回りを中心にした計画です。
設計はランドシップの秋山様の設計です。
しかし、この計画図面を見たとき面白いと思いましたが、完成するまでは幅4mがどれほどの開放的な空間を演出するのか、楽しみでした。
12mを片屋根でしかも勾配は2寸勾配です、ロフトまでしっかりと使えて本当に心地よい空間です。
居間から片引きの木製引き戸を解放するとデッキを通して唐松の林と一体になって中にいることを忘れてしまいます。敷地は緩やかな勾配があるため、デッキの先は3mほど下がっているため唐松の林が迫って来る雰囲気です。
この場所だから出来ることも有りますが町場のうなぎの寝床の敷地にも十分採用出来るスペースと思います。
VOLKSーhousの改良したBe-housです。
なぜか時間を忘れてしまいそうな心地よいスペースです。
Yさんの家竣工パーティ
天竜市のYさんの家が完成いたしました。
山梨からいざ出陣です、甲府から浜松までは南アルプスを挟んで直線では100㎞ほどしかありませんが、富士川沿いに国道52号を南下、東名清水インターから袋井インターへ、天竜市のYさんの家に直行、約4時間
どんな家に仕上がったか本当に楽しみでした。到着するとお父さんの出迎えでした。最初の一言がこの辺では目立って注目されていますと、嬉しそうに話してくれたことが印象的でした。
606をペースに左側に下屋全体的にバランスが良く水平にのびた、下屋の線が奇麗に全体を押さえています。
玄関の上には今日のためにデッキが設けられていたのでしょうか、このデッキでパーティと花火の見学が出来ることを楽しみにしていました。中に入ると玄関の天井の低さに驚きました。押さえて上げる何となく建物の奥行きを感じさせる、玄関から北側の窓に視線が抜け奥行きと開放感を感じさせて狭いけれどゆとりを感じました。
先にお父さんの部屋の探検です、今まで住んでいた家の品物はどこに行ったのでしょう、かなり整理をしたように思われます。しかしロフトにはまだ、整理しきれない品物が隠されている様に思われました。
生活の仕方によってはどれだけの物が必要であるか、良くわかるような気がいたしました。
我々の生活の中にも、使われていない物が多すぎると思います。1年間使われないものをなくしても、不便は感じないはずです。そんなことをYさんの家で感じました。
夕方から大勢の仲間や友人が集まり、酒盛りです宴たけなわ、いよいよ絶好調に入り始めた頃に山の向こうから大きな音と共に、花火が上がり今日の祝福を演出してくれています。
久しぶりに心地良い時間を過ごすことが出来感謝しています。
Yさんや、回りの人たちとじっくりと話すことは出来ませんでしたが、何となく充実した一日でした。
職人技ー1
前回川越の蔵造りのご紹介をいたしました。
今回其の見学した資料館に、内寸で96o㎜の回り階段を発見いたしました。階段下のスペースはしっかりと物入れに使われていて全く無駄のスペースがなく、階段の段数から蹴上げは少し高く設定していますがしっかり出来ていて職人技が発揮されています。狭いスペースでどれだけの時間がかかったでしょうか。
使用禁止の看板ありましたが注意されるのを覚悟して………………….
下からの廊下の突き当たりに、階段と座敷の床の間がどちらが床の間だろうかと勘違いするほどです。
また左の奥には漆喰で出来たアーチがバランス良く出来ていて、すばらしい景色でした。
私も以前秋山東一先生の設計のログハウスで、0Mソーラーの家の階段を木製の回り階段をホールの真ん中にストリップで施工したことがあります。大工さんが一日一段が精一杯で大変苦労を掛けたことがあります。