社長ブログ
Ceo Blog社長ブログ

ギンリョウソウ
五月の終わり野辺山高原はまだ春の息吹で新緑の世界です。高原の清々しさに盆地の熱さを忘れてしまいます。
これから野辺山の山荘の工事が始まります、私も今までに何件もの山荘を建築してきました。その度に敷地内、その周辺の植物を観察してきました。植物によって湿気や日当りまた風の方向や強さなどを知ることや全体の景色をなどから建築の設計の参考にしてきました。
今回野辺山の山荘建築にあたっても周りの植物の散策をいたしました。私に取っては図鑑では見ていたキンリョウソウを発見いたしました。目にすることは無いだろうと思っていた植物を発見いたしました。日照時間は4.5時間、近くに池があり湿度も高い場所、登山中に偶然見つかると言うほど目にすることは少ないようです。真っ白な衣で妖精の用です。
家とはその1
長く使い続けれる家は、既製服の用にハンガーにかかっている洋服の用に選んで手に入れることではないでしょう。
場所や環境によって建物の性能も違います。建て売りの分譲地に同じ色で同じ形の家が並んでいるのを見ると、住んでいる人も、同じ洋服を着て同じ顔をして、出てくるのではないかと御違いするほどです。
まずは土地探しから、景色が良くて日当りが良くて風通しが良くて、学校や、スーパーに近く静かで安いところ、まず無いでしょう。いくつかの条件をクリアーして納得して、今度は建物です。こんな家あんな家と展示場周りをしてどれを見ても既製服のオンパレード等々見学疲れして本当の自分たちの住みたい家の基本を忘れてしまい、みんな同じに見えてしまうらしいです。
だからと言ってそれがいけないと言う訳では有りませんが、敷地にどう建てるかどう生活していくか、今の現状だけでなく将来はどんな生活になるか、周りの環境さえも変わって行くのは当然です。長期優良住宅だということで50年100年そのまま使えるかそれは難しいでしょう。いろいろな面で交換やメンテナンスをしながら住み続けられると思います。
家にはいろいろな工夫も必要です、既製品では出来ない仕事が私たちの仕事だと思っています。設計は基本、しかしそれに携わる熟練した職人が物造りに携わってくれること、手の仕事を継承して行くためにも木の家の良さを知ってもらいたいです。
可変性のある住まい
23年の時間と共に家族構成も代わり、当時小学生だった子どもが結婚して一時の母となり、2世帯が暮らす家になりました。
当初OMソーラー協会主催の地域建築賞の優秀賞を頂いた建物で、設計は秋山東一先生でした、設計だけでなく精度の高い施工で大変高い評価を頂いた建物です。亡き奥村昭雄先生の一言がいまだに忘れません「良いことしてるね」
我々工務店にしてみればこんなに嬉しいことはありませんでした、その建物がたいした改築も無く当初の計画がそのまま使われていること、設計の考え方に建築の可変制に敬服いたします。23年、細かなメンテナンスを器用な住まい手に寄って(ベランダ、ウッドデッキなど)補修をしてきました。昨年の大雪で壊れた雨樋の工事と共に外部の全体の改修工事をいたしました。
23年前
長尺の板金
板金屋根には、横葺き、瓦棒葺き、が主に屋根材として使用しています。
横に長い屋根、縦に長い屋根は搬入の問題から成型された屋根材を数枚にカットされて搬入されることが当たり前
になっています。
しかし当社は漏水の原因のつなぎを少なくする為に、運搬出来ない寸法の場合は機械を持ち込んで、現場加工を致します。
長い成型材は数人がいきを合わせて取付け場所に移動致します。
変形やひずみが出来ない様に丁寧に扱いつなぎが無いので、大変奇麗に板金屋根ができます。
計画通り
ぶどうとワインの里、勝沼に5年前に新築集成材とパネル表し、進化する家として計画いたしました。
計画の段階から数年後には駐車場から雨に当たらないで入る事が念願でした、願いかなって駐車場が完成いたしました。
全体が引き締まってすばらしい建物に完成したと思っています。
夫婦共働きで、洗濯物の干場に困っていた事もデッキに屋根が付いた事で解決いたしました。
また、内部は此れからも進化すると思います。
此れかまだまだ楽しみです。
自然の中に神宿る
1997に完成した大泉の家
雑木林の中に溶け込んではいますがちゃんと存在感を感じます。
数年前に落ち着いたゲストルームを造りたいとの要望がありました。何処に造るか、離れとするか,など色々と思案致しました。
母屋との行き来のリスクを考えて増築をする事になりました。
半地下にして自然と一体になって生きている実感を感じさせる空間をこの場所に造りたかった。
時間を忘れてしまいそうな場所、神聖な場所がここ数年をかけて出来上がりました。
空を比さしでかくして林の中だけを見せる事でここに宇宙をイメージさせます。
一部屋の増築に私の思いが詰まっています。
バンビバイリンガル幼児園
南アルプス市の果樹園地帯に幼児園が建築中です。今年度中には完成して来年4月には,子供たちを迎えることが出来ます。
内部は国産材にこだわり、唐松の無垢材、完成したあかつきには、木のぬくもりを感じてもらえる建物です。
太陽のエネルギーを使ったソーラーシステムで冬暖かく夏涼しく、環境に配慮したシステムが搭載しています。
問い合わせはhttp://www.englishplus.co.jp/
mail:bambi@englishplus
御社で扱っている材木ですが、長い年月でひび割れ等ありますか?
御社で扱っている材木ですが、長い年月でひび割れ等ありますか? また、木材の乾燥方法に高温乾燥と低温乾燥とありますが、明確な定義分けはあるのでしょうか?
当社では建築の流れとして自然の木材を利用した建築を手掛けています。
本来木材は乾燥する時に収縮したり曲がったり致します、その時にひび割れを起こします。
今現状では木材の乾燥方法には何種類かの乾燥方法があり、強度を落とさないで、ひび割れを少なくする事ができる方法を採用しています。
私の知る限りでは低温で時間を賭けて乾燥することが今までの乾燥方法でしたが、最近高温乾燥炉が開発され、木材の繊維を軟化して狂いを無くしひび割れも少ない、良質な製品ができるようになりました。木材の性質や生産地によって乾燥の問題や、ひび割れの問題もありますが、外国の木材から国産材の木材が見直されています。
環境の問題も考えて、国産材の需要拡大を進めて行くためにも乾燥の問題は大きな問題だと思います。
OMソーラーを実際に体験してみたいのですが、できますか?
OMソーラの家を実際に見るには初めてなのですが、特に冬のOMソーラの家のことに加え、実際の生活上の事などについてもお話を伺えることができますか?
今現在進行中の物件また住んでいるユーザーさんからの、実感したお話を聞く事も何時でも出来ます。冬場の見学会も何回か予定しています。ホームページ上での御案内またダイレクトメールでの見学会のお誘いもしていますので、是非参加、体験をして下さい。また体験した乾燥も聞かせて頂ければありがたいと思っています。
日当たりがよくない土地にOM?
日当たりがあまりよくない土地にOMソーラーを建てようと計画しています。どの程度の日照時間があるのか定かではありませんが、OMが可能かどうか何を基準に判断すればよろしいでしょうか?
また、太陽熱による貯湯の可能性、ストーブによる補助暖房必要性、灯油かプロパンか判断基準をお教えください。
敷地形状また回りの環境によっても違いますが、地面に全く日が射さなくても屋根には日があたると思います。OMソーラーの入った建物の空気は窓開けて暖房している、淀んだ空気で無く生きている、心地良い空気を感じます、冬場3時間程の日当たりの場所での実績で太陽の有り難さを実感いたしました。
補助暖房についての件ですが私達の建てている建物は断熱と気密を重視して建築を心掛けていますので室内での火気使用には十分注意が必要です。
外気導入型のFF暖房器の使用または温水暖房を補助暖房として使用することをお勧め致します。