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2008.06.12
八ヶ岳森林軌道
山梨や長野県には皇室直営林の山が今でも多くあります。この頃はきっと、原生林ですばらして原木が搬出されたと思います。
しかし、当時軌道を使って搬出された時期は、第二次世界大戦のまっただ中できっと、戦争の為に作られた軌道ではないかと少し寂しい気が致します。
其の後この地に成長の早い唐松を植林したということでしょう。
木材乾燥の技術が進んで建築材料として使用する事が出来るようになったのもついこの数年前です。
当時何の為に唐松の植林をしたのか、良くわかっていなかったのでしょう。
原生林の天然唐松は、銘木として高い評価がありますが、当時植林された利用価値の無い唐松は手入れもされずに放置されて来ました。
この頃は外材の伐採規制や、原油高騰の為に外材の値段が高くなり、合板や集成材に唐松が使用されています。
今この唐松に命を入れて建築材料として使用しない限り、此れからの新しい山を作って行く事は出来ません。
地産地消で私たちの家造りが少しでも、貢献出来ればと思っています。
当時軌道で八ヶ岳登山口の美濃戸から中央線富士見駅まで搬出し貨物で関西や関東に送られたのでしょう。
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