スタッフブログ
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お手入れ
辞書を調べると、「よい状態を保つために、整備・補修などをすること」とあります。 お手入れの行き届いている住まいとそうでない住まいの差は歴然としています。 点検などで訪問した時、10年を越えているのにとてもきれいにされているお宅が結構あります。
住まい手の年代によっても、住まいのお手入れに関する考え方にも違いがあるようです。 住まいが良い状態であれば、気持ちよく暮らせます。あまり神経質になってもいけませんが、日々のちょっとした掃除や片付けが大事だと思います。(我が家の反省を込めて・・・)
休みの日にたまにガラス掃除をすると、明るくなり、窓から見える景色もかわり気持ちのよいものです。1日の限られた時間、その中の僅かな時間を何に使うか、その選択の結果が今の状態なんだと思います。
自分の身体もそうですし、人間関係もきっと同じなんだと思います。 気持ちいい暮らしのために、お手入れを心がけたいですね。
by hosoda
便利さの裏側で失うもの
我が家のトイレはINAXのサティスを使っています。 無償でしたが、今まで2度ほど水が止まらなくなって、修理してもらっています。先日は、自動開閉の機能(便器の前に立つと自動的にふたが開くというもの)が故障、修理はせず、現在手動で使っています。
住宅設備に限らず、いろいろな機能が多くなってくるとそれだけ故障も多くなるのを感じます。あらためて身の回りを見回してみると、「そこまで必要?」と思うような機能があふれています。
OMソーラーは基本特許期限が終了した事を受けて、名前は違いますが、いくつかのタイプが世の中に出回っています。 私たちは、自然エネルギー研究所(旧・OM研究所)、地域工務店の協同組合もくよう連、ソーラーの部材を製造開発してきたトモスとともに、同技術を「ソーラーれん」と名付け、普及に向けて取り組んでいます。
システムをコントロールする制御盤も自動化、小型化されたものがでていますが、果たしてそれが目指すべき方向なのかどうか、個人的にはちょっと疑問を感じています。
ほどほど、ちょっと不便・・・もともとOMソーラ−にはそんな言葉が似合うような気がします。ジェット機ではなく、グライダー。モーターボートではなく、ヨット。パッシブデザインの神髄はそんなところに活かされていると思うのです。
築15年を越えるOM創成期の頃の住まい手の方と話をしていると、OMの家を建てるということは単にソーラ−システムの採用ではなく、暮らし方・生き方の選択であったと感じることがあります。
私たちの仕事の本質がどこにあるのか、住まい手に提案していくべきことは何なのか、考えさせられるひと時でもあります。
by hosoda
旺盛な食欲〜シロアリその3
今年の6月から新たにセントリコンを設置したお宅です。7月に行なった1回目のモニタリングの時に、5ヶ所のステーションにシロアリが大挙してやってきていました。今回は2回目のモニタリング。約1ヶ月でベイト剤が2/3以上食害されており、3ヶ所のステーションで新しいベイト剤に交換しました。
餌となる木や水、温度などの条件が揃うとシロアリ出現のリスクは高くなります。あまり神経質になるのも考えものですが、建物外周部の基礎をよく見えるようにしておくことや常に水に濡れているような木部がないかなど、時々チェックすることも必要です。
快適に暮らしていくために、木の特性を知り、住まいにやってくる虫などとも上手につきあっていきましょう。とは言え、あまりつき合いたくない虫も多いのですが・・・
お困りのことなどありましたら、取り合えずご一報を! (055-251-1117)
by hosoda
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農的な暮らしからコミュニティの再生を考える
住まいの建て替えにあたって、先祖から受け継いだ広い敷地をどう活用していくかということが、時々話題にあがります。 庭の手入れなど広すぎる敷地を持て余している人も結構いらっしゃる訳です。
都内ですと、共同住宅を建設したり、敷地を分割して小さな建売り分譲をしたりということがありますが、地域性もあり、山梨ではなかなかそういう訳にはいきません。
ひとつの提案として共有スペースなどを設けて、2〜3軒が集まる小さな家の計画をしたり、敷地の半分くらいをクラインガルテン(市民農園)として開放し、人々が集まるコミュニティづくりをするプランなどもあります。
地域のコミュ二ティが失われていく時代の中で、あらたなコミュニティによる人とのつながりを求めている人が増えているように感じます。誰かと繋がっていたい、誰かに必要とされていたいという根源的な欲求がやはり、ひとにはあるのだと思います。
住まいと庭のあり方が新たなつながりを生み、関係を形づくっていく可能性を秘めているような気がします。まだ、大きな流れまでにはなっていませんが、大地に触れる、命に触れることで忘れられていた記憶に火がつき、人々の意識と行動を変え始めているのだと感じています。
by hosoda
住まい手を訪ねて思うこと
家を建てて数年後、建物点検でお伺いする。竣工時にお会いして以来、数年ぶりの再会という方も多い。点検が済んだ後、その後のご家族のことや暮らしの様子などのお話をお聞きする。
椅子に腰掛け、話をしていて、「なんだかいいなー」と、思うことが多い。家が馴染んできているとでもいうのだろうか。新築の時より断然いい。それは、時がたてば汚れるし、痛みが出てくるところもある。
でも、いい感じで家族とともに成長しているのがわかる。 うれしくなるひと時である
あらためて思う事だが、住まいは家族が暮らす舞台。住まい手の家族が愛着をもって暮らせる家であること、それが一番大事。
by hosoda
F邸 ベランダの下は空気が通る構造です。
ベランダの下地の写真です。
これで水勾配とれてます(一カ所に水が集まるようになってます!)。下地材をひと方向(持ち出し以外)に流すことで、空気がベランダ下を通るようにしています。
空気がとおることで結露防止をしています。
by niino
雷落ちる!
先日の日曜日、県内各地で落雷がありました。 JRの酒折の変電施設にも落雷があり、中央線も一時ストップしていたようです。
OMソーラーのシステムでは、いくつかの機器があり、近くの送電線かアンテナに落雷したのが電線を伝って、機器に大きな電流が流れて故障することがあります。
症状としては、制御盤の表示がおかしくなったり、誤った信号が出て、勝手にボイラーが燃焼して暖房モードになってしまうことなどもあるようです。修理については、代替品に交換して、メーカーに修理を出す事になりますが、ご加入の火災保険で保険の適用ができるケースがあります。
まだ、しばらくは落雷が心配される時期が続きますので、不具合がありましたら、まずは弊社までご一報ください。
by hosoda
シロアリあらわる!〜その2
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こちらのお宅でも今年初めてのシロアリ出現です。家の周囲には畑などが広がっており、シロアリが好みそうな環境ではあります。同じく木片をベイト剤に交換して、1ヶ月後くらいに再びモニタリングです。
by hosoda
シロアリあらわる!
今年はじめての出現です。 建物の周囲に埋めてある2ヶ所のステーションにシロアリがいました。
2段になっているデバイス(餌の木片)の上の方が写真のように食害されています。下にはもっと多くのシロアリがいました。
食害された上側のデバイスをベイト剤(シロアリの脱皮を阻害する薬剤)と交換します。引き続きモニタリングを継続します。
by hosoda
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世界で進む白熱電球廃止の動き
一般白熱電球については、東芝ライテック社が今年度を目処に生産を中止するという記事が以前ありました。
経済産業省が2012年までに白熱電球を蛍光ランプに切り替える目標を掲げたのを受けての方針とのことですが、他メーカーでも同様の動きは出てくることでしょう。
当社の場合、室内の居心地や雰囲気を重視しているため、スポットライトなど電球を使っているケースがほとんどだったのですが、最近の新築の建物では電球型蛍光灯の提案が多くなりました。また、住まい手の皆さんもご自分で蛍光ランプに切り替えている方がいらっしゃいます。
ただ、照明器具のタイプによっては適合する蛍光型ランプがないケースもあります。明るさ、デザイン、コストなどいろいろ検討する要素があるかと思いますが、将来のことも考え器具ごと交換するのもひとつの選択肢だと思います。ご相談承っておりますので、切り替えなどお考えでしたらお声掛けください。
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※ミニクリプトン電球を使っており、通常の電球型蛍光ランプでは口金の上の部分が器具にぶつかってしまい、蛍光ランプが使えない照明器具もあります。まだ、金額がちょっと高めですが、LEDランプでこういうランプも販売されています。ちなみにJマートで1,980円でした。
by hosoda