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見学会情報
いよいよ塩山の家完成です。
完成にあたりまして、お施主様のご厚意により下記の場所にて建物見学会を行います。
2日間と短い間になりますのでこの機会に是非とも足をお運びください。
OZAWA STANDARD
空気のおいしい家
きのくにホール
シンプルなデザインですが、よくできています。
客席は、たくさん入れるように椅子席ではなく、ベンチにしています。
舞台は、仕切りや段差をなくして、客席と一体となる計画です。
ベンチは子どもに合わせて少し低め、控え室は小さなスペースながら、舞台の両脇に取っています。
外には子どもたちの手作りの野外舞台があり、仕切りの折れ戸を開くと、内部と外部がつながるように計画しています。
ダンスの練習用に、隠し引き戸に鏡が仕込んであります。
声が後ろまで通るよう曲線の屋根にして、観客が入った時にどれほどの音響になるか楽しみです。
楽しみにしていた子どもたちの声が、山梨まで聞こえてきそうです。
金環日食
朝から楽しみにしていた数年に一度の金環日食です、
7時過ぎから少しずつあたりが暗くなって幻想的な明るさです、天気予報では曇りでしたが、見事に晴れ上がっていっときの瞬間を楽しみました。
カメラでの撮影は無理かと思っていましたが、太陽がかけ始めて薄い雲からカメラにフィルターをかけた状態で肉眼でも見ることが出来ました。
数分ではありましたが、この光景をどれだけの人が目撃しているのだろか。
一瞬ではありましたが何か太陽の光と熱の、ありがたさと生きていることのありがたさを感じました。
家と造園
建物は周りの景色に調和させなければなりません。
どんなに立派な家でも時間と共に同化していく家作りでなければいけません。
新築時は周りの植物や樹木を工事範囲でどうしても傷めてしまいます。
今回の敷地内に大きな石があり、掘り起こした石の処理に人の手が必要でした。
大きな平らな石は機械でも移動することが出来ません。まずこの石から造園の計画が始まります。
建物の西側にはこの地域では一番水量の多い川があります。自然に出来た水みち
でいろいろな景色を作り出して家の中からも川の音が聞こえて楽しい場所です。
平らな石を水たまりと想定し、石の階段を川の流れに、水面に滝で出来る泡を想定して石の配置をしました。
植物の配置はこれからですが、数年後の楽しみです。
ハーレーの家
昨年から計画を練り上げてきた、ハーレーの家が立ち上がりました。敷地は北に八ヶ岳と茅が岳が一望でき南には椚林、南に向かって傾斜がある敷地です。
玄関から入って階段を中断まであがると椚林を取り入れ(スキップフロアー)二階から八ヶ岳と茅が岳を一望に見える設計にしています。
ハーレーの家と名付けたのは数台のハーレーを持っていて車庫と一体で考えた家です。
ハーレーのようにシンプルなデザイン、骨と皮、(構造、気密断熱、内外の調和)おもしろい家になると思います。
昨年秋山設計塾で敷地のご提案をした敷地です。
きのくにホール
和歌山のきのくにホール、外部の仕上げが終わり、これから内部工事です。
舞台、ベンチ席と細かい部分に入り仕上がりが楽しみです。
内部からは鉄骨と屋根のRに構造はが見え、壁は白、ベンタ席は合板で仕上げます。
図面の時には窓からの光の入り方を心配していましたが、仕上げを白く仕上げますのでもんだいないことを確信しました。
法隆寺
和歌山のきのくに子どもの村学園のホール建築の現場を見に行ってきました。甲府を夜10時に出発して途中1時間ほど休憩して朝7時には現場に到着、打ち合わせをして現場の進行状況を確認、今日は少し早いので少しゆっくりしていくことにした。
久しぶりに奈良の法隆寺が見たくなった。
7年前に来た時に法隆寺の敷地内が宇宙感を感じて本当に時間を忘れてしまった。
法隆寺別名斑鳩寺とも呼ばれている、
塔と金堂を中心にした西院伽藍と夢殿を中心にした東院伽藍広い敷地内には至る所に各時代の建物が軒を並べて時間のたつのも忘れてしまいそうです。法隆寺の建物といえば五重塔と夢殿です、夢殿の建つ西伽藍に一つの宇宙感がある、塀で囲まれた空間が自分の存在さえも忘れてしまうほどの距離感と時間を感じさせる。いろいろなお寺や神社を見に行くがこのような感覚にはならない。
さざえ堂
さざえ堂は会津市内の飯盛山中腹に建っている。
話には聞いていたがここまであしをのばすことはあまり無かった。
さざえ堂を見学するために行った訳ではなかったが数時間の合間に一度は行って見たかった建物です。
京都や奈良の寺社建築とは全く違った建物で、現代の建築レベルからしても本当におもしろい建物です。
上がる階段と 降りる階段がどのような構造にになっているのか不思議です。
構造的には五重塔の心柱が全体を支えている考え方と同じだと思います。
日本には見られないけれども中国にはこれと良くにた外観の建物がありました。時間が無く中に入りませんでしたが
外観は良く似ています。
多くの建築家もこの建物を絶賛しています。
蔵の改修工事
20年前、OMソーラーで住宅の建て替えをしたお客様から、蔵の改修工事の依頼がありました。
御蔵に娘さん夫婦がお住まいになるとのご依頼です。7.2×4.2内に計画しています。
外観はいっさい手を付けないで、小さい小窓からの採光と、風の抜けを考慮しての計画です。
最小限空間で、ご夫婦と子ども二人の生活が息苦しくならない、楽しい計画です。
小さい空間の有効利用が、この計画の面白い所です。
小窓に対して縦と横の線を遮らないで、狭さを感じさせない計画になりました。
このような計画をすると、減らす削除すると言った生活の中で、何が必要かがわかってきます。
どれほど無駄が多いか。
いつもの計画には、物を奇麗に整頓する為のスペースを造ることに、エネルギーを費やしてきました。
これで良いと言うことはありませんが、次のステップに上がりそうです。
出来上がりが楽しみです。