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建物見学会〜VOLKSからSTANDARDへ
12年前にVOLKS HAUSで建てられたお客様が、ご両親の家として山梨市で2軒目の家を建築中です。 少し先になりますが、6月26日(土)〜27日(日)の2日間お借りして見学会を開催致します。 VOLKS HAUSからの進化を是非ご覧ください。
シロアリ対策〜セントリコン・システム1
大切な住まいを食害するシロアリ、日本古来の種類としては、イエシロアリとヤマトシロアリの2種類が生息しています。 一部の寒冷地を除き、ほぼ全国に生息していると言われています。
床下空間も含めて、取り込んだ太陽熱の蓄熱や空気の循環を行なうソーラーシステムでは、床下や木材への防蟻処理は、健康面の影響があり、行ないません。
土台などに建築基準法で指定された樹種を使ったり、外壁通気層を取ることで、防蟻処理をしなくていい方法をとっていますが、食害の心配が全くない訳ではありません。 数件ですが、在来の浴室まわりから発生しているケースもあります。木と水分があると、そのリスクは高まってきます。
小澤建築工房では、建物のまわりにステーションと呼ばれる円筒形の筒を約2m間隔で埋め込んで、バリアをつくり、ベイト剤によって巣を根絶させるセントリコン・システムを採用しています。
既に導入していらっしゃる家がありますので、数回に分けてご紹介させていただきます。
by hosoda
半農半X〜自然と向き合う暮らし
私の住んでいる八ヶ岳南麓は、都会から移り住んで来られる方が多くいらっしゃいます。 定年を控えて、第二の人生は田舎でのんびりという方ももちろん多いのですが、私のように子育てをしている世代の移住もあります。
そういう場合、やはり仕事をどうするかということが大きな問題になり、当然ですがのんびり田舎暮らしという訳にはいきません。 人も少ないのですから、自ずから仕事も限られてきますね。 中には東京まで通っていたり、平日は東京でのマンション暮らしで、週末は家族でのんびり田舎暮らしなんて言う方もいらっしゃいます。
これからは、地方でのコミュニティをどうつくっていくのか、新たな仕事を創造していけるかどうかが、快適に暮らしていくために大事なポイントとなってきます。
東京に比べると、土地の値段は一桁から場所によっては二桁違います。東京で考えたら土地を買う金額で、建物まで建ってしまうような、そんな土地相場です。
小澤建築工房は、建物の心地よさやデザインにこだわりをもった設計・施行の会社ですが、家を建てるためにまず考えなければならない土地についても、アドバイスや土地探しのお手伝いをしています。田舎での暮らしも含め、土地のことでお困りの方、お気軽にご相談ください。
新たに土地を購入して家を建てる場合、その土地でどう暮らしていくのか、10年から15年くらいのスパンで考えていくことが大事だと思います。15年も経てば子供たちも巣だって行く時期になりますからね。
ちなみに我が家は移住して8年目を迎えていますが、さて、この先どうなることやら・・・
八ヶ岳の南麓では、数軒が集まって暮らす、エコビレッジのような構想も企画しております。
半農半Xという言葉を提唱されていた方がいらっしゃいましたが、工芸家や音楽家、作家の方など農のある暮らしを実践されている方も多く住んでいる地域です。
会社勤めの方でも休日を利用して、家庭菜園をやっていらっしゃる方も多いですね。
我が家はここ数年、ご近所で出来すぎた野菜のおすそわけをいただいており、生産はせずもっぱら食べる側にまわっておりますが・・・(笑)
by hosoda
交換時期(ダンパーモーター)
今回のお宅は、築11年目を迎えたフォルクスハウス。ダンパーモーターが故障して、交換に行って来ました。10年くらいが交換時期の目安ですが、15年経過してもしっかり動いているものもあります。ギアが折れたり、軸自体が破損して壊れるケースなどがありますが、故障するとダンパーからパタパタと音がすることがあります。また、夏に排気してて暑くなったり、冬に取り入れ(暖房)しているのに暖まらなかったりした時は、ダンパーが正常に作動していない可能性がありますので、すぐにご連絡ください。
修理が完了するまでの間は、ハンドリングボックスの電源を抜いておいてください。
故障のモーターを確認して(入口側か出口側か)、新しいモーターに交換。その後、ダンパーの作動及び制御盤の作動表示とダンパー位置が合っていることを確認して、修理完了。
特殊なタイプや取付け方法のところ以外は、30分から1時間程度の作業となります。
by hosoda
予防医学と木造建築病理学
家も人間と同じように定期検診をして、不具合の前兆を捉え、大事にいたる前に、対処をするという木造建築病理学という考え方があります。具合が悪くなってから、治すのではなく、悪くならないようにお手入れをしながら、暮らしていくということでしょうか。
もちろん、故障するまで、まったく分からないというケースもありますが、定期的にチェックすることによって、早期発見ができ、簡単な処置で防げたり、いい状態を長く保つこともできます。 また、万が一不具合などが発生した場合も、表面的な対処療法ではなく、きちんと原因を追求し、将来のことも考えて根本的な対策をとったり,新たな提案を盛り込んだ改修案などを実施したいものです。
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10年目を迎え、外壁のお色直しをしたフォルクスハウスです。今回は、車庫にロフトの収納を付けたり、自転車置場も合わせて計画しました。
『住まいを予防医学する本」中身がつまった読み応えのある1冊。貸し出しをしています。お気軽にお問い合わせください。当社が施工した建物が何軒か掲載されています。
by hosoda
季節のモード切り替えと水漏れ
建築時期によって異なりますが、不凍液の配管が1系統(シングルコイル方式)で、冬は補助暖房に夏はお湯採りにと、季節で経路を切り替えて対応しているお客様がいらっしゃいます。
本日、建物の点検も兼ねて夏モードへの切り替えに伺ったのですが、今までボイラーへ直接入っていた給水を貯湯槽へ入れるためにボールコックを回して切り替えたらそこから漏水が・・・
15年経っていますので、パッキン類の劣化や金属部分の摩耗、凍結による亀裂なども考えられます。ということで、今日は切り替えができず、先に配管の修理をしてから切り替え作業をすることになりました。
10年を越えてくると水まわりの不具合などもだんだん多くなってきます。気になることなどありましたら、大事になる前にお早めにお声かけください。点検にお伺いいたします。
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今回の漏水は、給水管が地面から立上がり、分岐して貯湯槽へ向かった先、開閉のボールコックの貯湯槽側の継ぎ手のところからでした。設備屋さんに聞いたところ凍結などで継ぎ手のところが緩んでくることもあるようです。
by hosoda
メンテナンス〜木のお手入れ
築5年の住まい手の家の玄関。ポーチの框に木をつかっているのだが、雨がかかる場所でもあるので、カビと汚れでご覧のような状態に・・・
入口で目立つ所でもあるので、なんとかならないかとのご相談があり、さっそく化粧直しをすることになりました。
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カビや汚れを落として、きれいになったところで、再び柿渋で塗装仕上げ。
見違えるようにすっかりきれいになりました。
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木の状態によって効果は違いますが、浴室の板壁や木の窓枠などなんとかしたいと思っていらっしゃる方、一度ご相談ください。
by hosoda
O邸新築工事 外壁下地1
はじめまして。 スタッフ のniinoです!
現在、O邸新築工事中です!場所は、昭和町常永地区です。外壁の下地が着々と進んでます!外側の壁に構造用合板(白いやつ)を大工さんが張っています。
この合板(モイス)かなり重いです。この重い合板を、切断して所定の位置に持っていって、釘で固定。この作業を、一人でこなしてしまいます。。。。すごいです。。。私には、できません。。。
これから、少しずつ現場の様子をアップしていきます!
ダイアローグ〜対話の場から生まれるもの
今日は、ちょっとかためのお話・・・
聞き慣れない言葉鴨知れないが、ダイアローグとは「意味が流れる」という意味の「ディア・ロゴス」というギリシャ語に由来していて、日本語では「対話」という言葉が近いのだろうか。
ディスカッション(議論)という言葉の意味と対比して見てみると分かりやすいだろう。
ここ数年、企業や行政、NPOなど、様々な組織・団体の中での合意形成や問題解決のための手法として、ダイアローグが注目されている。
このダイアローグをベースにしたコミュニケーションの手法として、4〜5人のグループに分かれて、テーマの問いについて、メンバーを入れ替えながら2〜3ラウンドの対話を行なうワールドカフェや全員が一堂に会して話し合うホールシステム・アプローチの代表的な手法であるOST(オープン・スペース・テクノロジー)などがある。
個人的に関心があり、東京でのワークショップやセミナーに何度か参加したことがある。
カタカナ用語で、ちょっと敬遠してしまう方もいるかもしれないが、要するに、2〜3の約束事を守りながら、ひとつの問いに対して自分の考えを伝える、相手の話を途中で遮らずにしっかり耳を傾けて聞く、その話を受けて感じたことを展開させていく、というような会話の一つの形である。
ホームページでご案内している家づくりサポートの「家づくりDialogue Café」は、ダイアローグを取り入れた住まいと暮らしについての対話の場である。
自分たちが、ほんとうに望んでいる家づくりや暮らしについて、なにか気づきがあればうれしいと思う。 自分のほんとうの気持ちって、意外と見えていなかったりするものだから・・・
by hosoda
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5年目の住まい手宅で行なわれた、安心・安全な食材と循環型の暮らしを考えるイベント(「地給市場がやってくる」出張量り売り)の様子
自然との共棲?
毎年、今くらいの時期になると建物に侵入する虫などのことで、住まい手の方からご相談があります。 黒アリから始まり、ムカデやゲジ、ヤスデ、カマドウマ、カメムシなどが比較的多いでしょうか。
不快感がありますし、臭いや中には刺したりする虫もいます。対策としては、虫の種類によっても異なりますが、建物の周囲に薬を撒いたり、室内で大量に発生した場合などは、薬剤で駆除することもあります。
いづれにしても、人の健康に影響があるようなあまり強い薬剤は使いたくありませんので、専門の業者さんと相談しながら対策をとることになります。 木材の食害するシロアリについては、建物の周囲にステーションと呼ばれる筒を埋め込んで、バリアを張って防ぐセントリコン・システムもありますので、ご心配な方はご相談ください。
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