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2010.12.13
パッシブソーラーの実力
八ヶ岳の南麓、北杜市の標高900mにある我が家の12月上旬の夜の温湿度です。
時間は夜の11時をちょっとまわったところ。外気温が2℃で、室温が20.9℃です。 ちなみにこの日は晴れてはいましたが、薄い雲が時々かかっておりました。
晴れた日にソーラーだけで、夜の室温が何度くらいあるかは、建物の断熱・気密性能、熱の収支、外気温、設計条件などによって決まってきます。我が家の場合は屋根が10寸勾配ということと、南側に太陽を遮る木々もないため、条件は良い方だと思います。 ただ、掃き出し窓が4ヶ所あり、障子もカーテンもついていないので、窓からの熱損失はかなりあると思います。うっとうしいので試してはいませんが、カーテンをつけるだけでも夜間の室温の低下はだいぶ防げるだろうと考えています。
外気温が0℃くらいの時、朝にかけて3〜4℃下がります。つまり、朝方の室温が18℃くらい。ストーブなしで、十分に過ごせる気温です。パッシブソーラーの場合、土間コンクリートに蓄熱しながら床下空間を暖めますので、一般の住宅に比べて室温が低めでも快適に過ごすことができるのです。我が家の場合は、20〜22℃くらいが一番快適でしょうか。
by hosoda
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