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オール電化を考える
数年前より当社でもオール電化を希望するお客様が増えてまいりました。今回の東北・関東大震災で私の住む北杜市では地震発生時より約15時間の停電がありました。
幸い我が家では薪ストーブを入れていたので、電気が使えず不便ではありましたが、寒い思いをすることなく過ごすことができました。また、ガス(プロパン)も使えましたのでお湯を沸かすこともできました。太陽光発電を入れているお宅は停電時(昼間)に非常用として100Vくらいの電源は使えるようですが、エネルギーを一つにしてしまうということはリスクがあるとも言えます。
現在、計画停電が地域グループ毎に一部実施されておりますが、我々の暮らしがいかに電気に頼ったものになっているのか身にしみて感じている方も多いことと思います。
私たちの会社では、太陽熱で暖房や換気を行うパッシブソーラーシステムを採用していますが、補助暖房の選択やその他のエネルギーのことなど、あらためてしっかり考える必要があると感じています。また、住まい手となるお客さまからの要望とその理由をちゃんとお聞きし、適切なアドバイスができるよう、しっかりこれらのことについて学んでいきたいと思います。
先日のバスツアーの工房見学では、大阪で阪神淡路大震災を経験された上野さんが災害時のリスクヘッジでエネルギーの分散(電気、ガス、灯油など)のことを話してくださいました。上野さん宅では、太陽光発電パネルを設置されており、暖房が深夜電力を使った蓄熱暖房機(スティーベル)、給湯は電気温水器ですが、その他に灯油、プロパンを常備されているようです。
設備機器の選択やエネルギーのこと、暮らし方のことなど、あらためて皆さんで話をする機会をつくりたいと思っています。
by hosoda
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