パッシブソーラー
Passive Solarパッシブソーラー
パッシブソーラーシステムの夏の仕組みをご案内いたします。
夏のしくみ
夏の昼「お湯採りをして、余った熱は屋外へ排気」
太陽の熱で、小屋裏のハンドリングボックス内を循環する不凍液を温め、温まった不凍液が貯湯槽の水を温めることによってお湯をつくり出します。地域や設計によって差がありますが、春から秋にかけて30〜50℃のお湯が1日約300リットル採れます。 ご家族でお風呂やシャワーに太陽の熱が利用できて、省エネになります。
夏の夜 屋根面の放射冷却で温度が下がった外気を室内に取り込みます。
夏の晴れた日の夜など、屋根面から宇宙空間に向けて効率よく熱放射が起こります。この屋根面での放射冷却を利用して軒先から取り入れた外気の温度を下げ、夜間床下のコンクリートを冷やしながら、室内に取り込みます。機械に頼る冷房ではありませんが、自然の力を利用した快適に過ごすための知恵といえます。